maco's life

主にエンジニアリングと読書について書いていきます。

【読了】ずるい考え方 ゼロから始めるラテラルシンキング入門

最近、仕事・私生活において自分の経験から基づく決まりきった対応みたいなものが多く少しつまらなさを感じていた。 もうちょっとアソビゴコロというか思考に余裕がほしいなと考えていたところ、以下の本がプライム会員無料で読めたので手に取ってみた。

読んだ感想など

序盤では、ロジカルシンキングとラテラルシンキングの違いについて述べられており、中盤から終盤にかけてラテラルシンキングのアプローチや実例をいくつか紹介されているという構成になっていた。

序盤

  • ロジカルシンキング
    • 垂直思考。解決策があってそれをどう行っていくのか順序立てて考えていく
  • ラテラルシンキング = タイトルにある「ずるい考え方」のこと
    • 水平思考。解決策の段階でどんな手段が実在するか自由に考えようぜ

みたいな比較で書かれていた。比較と書いたけどそれぞれが相反するものではなく、ラテラルシンキングの次の過程でロジカルシンキングがあるということが本書中でも書かれていた。

中盤 ~ 終盤

ラテラルシンキングの実例みたいな話では事業が成功するまでの 0 -> 1 的な話が多く、会社員の立場という面ではイメージし難い部分もがあったが、以下の章は仕事で大事にしている考えというのもあり腹落ちして読めた。

  • ラテラルシンキングに必要な3つの力
    • なぜ、本当、今 の3つから今の常識に疑問を持って取り組もう
  • 最小の力で最大の成果を出す
    • 他者の力を借りる・作業の組み合わせ・楽をする権利
  • 先の先を読む
    • 最終な利益をイメージについて

ただ最初以外の項目はあまり得意じゃないのでもう少し考える習慣づけが必要そうで、紹介されてるテクニックは試してみようとおもった。

また終盤に「ムダなものを捨てない」という章があり、ここは一番印象に残った。ムダがあることで、もしものときにその分のリソースを活かせる・ムダがあることで別のアプローチを試みる時間が取れる などそんな内容の事例が書かれている。仕事において様々な状況からムダ(= 遊び)を作りにくいというのもあり、非連続的進化が起きにくい側面はずっと感じているので、ムダを作るための努力をしていく必要があるなと改めて感じた。

さいごに

入門書ということもあり浅く広い内容だったけど、考え方のフレームワークを見直すのに手軽に読めたのが良かった。

【読了】稲盛和夫のリーダーシップ

活字だけを読む気分ではなかったのでコミック版を選んだ。読んでいるとコミックの部分は軽く見て間にある文章の方をしっかり読むことになったので、コミック要素なしでも良かったかも知れない。

なぜこの本を選んだのか

稲盛和夫さんの言葉は色んなところで目にするが、その言葉が発せされた背景を一つのストーリーという形で認識していなかったため、単純に興味があった。 ※直近リーダーの役割を誰かにお願いされるみたいは背景は一切ない。

読んでみた感想

読んでみた感想としては「聖人君子なのか?」というぐらい完璧な人物像に思えた。もうちょっと噛み砕くとビジネスで基本とする考えを一つずつ丁寧にこなす人なんだろうという印象を受けた。

読んでみて書かれていたトピックは

  • リーダーは人格者であるべき(ここの内容が一番濃かった)

  • リーダーは牽引する力(使命感など)が必要

  • 会社は、従業員を幸せにするためにある

このあたりについて重点的に書かれていたように思う。中でも自分に関係ありそうな話だと、真ん中のトピックに関してだった。そこでは長期的目標やそこからブレークダウンした短期的目標の重要性について述べられていた。書籍の中で長期的目標を達成するために必要な要素として「能力を未来進行形で考える」といったことが挙げられていた。将来〇〇な課題があるから△△の知識は事前にキャッチアップしておこうということである。自分は直近気になったベースで学習しているが、もうちょっとプライベートでの長期的計画を意識して学習するように切り替えるという学習の方針でもありかなーと少し感じた。

話は変わるが、先日観たイチローの人生のインタビューみたいな話で「ムダなことは大事。それをしないと合理的判断において腹落ちして合理的と考えられない」という話を見たばかりだったし、学習ってひたすらやってると突然業務の何処かで「あれ、これ進研ゼミでみたやつだ!」的な感じで活きてくることもあるのでいい塩梅を探る必要があるのかもしれない。

2021年買ってよかったモノ

一年の振り返りということで、今年買ってよかったものを振り返って来年を迎えようと思います。 つらつらとリストアップしていく形式で書いていきます。

買ってよかったもの

#1 車

人生で初めて車を買いました!昔から値段・サイズ・見た目の観点からHONDAのFITがいいなと思っていたけれど、店舗でみた実車の中でシビックハッチバックに一目惚れし購入。 新車を買ってぶつけたらしばらく立ち直れなさそうとおもいキレイめな中古車にしました。(購入後、2ヶ月でぶつけてバンバーガッツリ凹ませたので中古で本当によかったと思う。) www.honda.co.jp

購入前は、東京に住んでいるなら車要らない派だったけれど、周りのカーオーナーの方々の話を聞いていると、

  • 行動範囲が広がる
  • 世界観も広がる
  • 子供ができたらあると便利

という意見を多く、買ってちがうなとおもったら売ればいいかーぐらいの感覚で買ってみた。結果買ってから出掛ける機会が増えて色んなところに遠出するようになった。またうさぎの病院・爪切りも行きやすくなったし、出先で大きめの買い物もできるようになった。あと運転がてらちょっと実家によるかーという感じで帰りやすくなった感はある。細かいところを上げるとそんなところだけれど、まとめるとできることが増えたという観点で買ってよかったと思う。

ただ失敗したなーと思う点としては以下があります。

  • FK7はハイオク車でかつ微妙に燃費悪いので、ちがう車種のハイブリット車にしておけばよかった
  • SUVの方が子供で来たときに、乗り降りとかの点で便利そう

次回は慎重に車種検討しようと思うけれど、総合的に良い買い物ではあったかと思います。

#2 TRUSCO(トラスコ) カルティオ 折畳 780×490 黒 MPK-720-BK 台車 折りたたみ 軽量 静か 静音

次はトラスコの台車ですね。車 <-> 家の移動でたくさんの荷物移動させる時にあったらいいなと思って購入し、実際かなり重宝しています。当初の目的もそうですが、普段遣いも便利でマンションでのゴミ出しの時も台車に載せてたくさんまとめて運べるので、数回に渡ってゴミを出すということが減りました。あと業務用だけあって台車の取り回しがしやすくスイスイ扱えます。

#3 ダイキン DAIKIN 除加湿 うるるとさらら空気清浄機 ビターブラウン

以前は除湿機・加湿器・空気清浄機と単体のものをそれぞれ持っていたのですが、場所をとってしまうので一体式のものに買い替え。パワフルで夏は除湿で快適にし、冬は加湿で乾燥を防いで、空気清浄機は通年で回す運用にしていてどの時期も快適に過ごせて助かっています。またこの空気清浄機ですが、背面ではなく前面から空気を吸うものなので壁にくっつけた状態でもよく機能してくれます。

#4 MacBook Pro

これまでmac mini + eGPUで動画編集などしていたのですが、これがよく固まって大変ストレスフルだったので、最新版のMacBook Proの最上位カスタムモデルを買いました。最上位モデルは本当にモンスターマシンで購入後しばらく利用していますが、固まるということは他の作業しつつ編集もできるし、仕事でも使うものなので本当に買ってよかった。(余談ですがmac miniとeGPUは購入後売り払ったのですが、どちらも購入時とほぼ変わる値段で売れたので結果あちらもコスパ的には良かったのだと思う。)

#5 [リーボック] スニーカー INSTAPUMP FURY OG MU

次はリーボックのポンプフューリーですね。パートナーとお揃いで買ったのですが、履きやすい&どんな服装にもだいたい合うのでこちらも重宝しています。

#6 日本ベッド製造 マットレス シルキーポケット シルキーパフ クイーン

最近ベッド一式を買ったのですが、その中でもベッドマッドレスのシルキーパフは即寝落ちするレベルで気持ち良いのでBEST BUYかなとおもいます。

購入のきっかけは、今年泊まりにいった星のや 界 鬼怒川のベッドが気持ちよく即寝落ちしたことに始まります。あまりにも気持ちよかったので、このベッドほしいとなり調べると星のやと日本ベッドが共同開発した「ふわくもスリープ」というマットレスでどうやら非売品とのこと。ただ製造元の日本ベッドが販売しているシルキーパフが似た寝心地だということを知り、蒲田の即売会会場に行き寝てみたところあの時の感動を再現するレベルの寝心地だったので即購入するに至りました。ネットで買うと希望小売価格のところが多いですが即売会だと、十数万以上は安くなるので即売会最高。またマットレス慎重に合わせてフレームやら羽毛布団も合わせてすすめてきたので他も慎重したのですが、羽毛布団は無印と比べて段違いで暖かい&軽く、こちらも買ってよかったものの一つですね。

#7 Herman Miller (ハーマンミラー) エンボディチェア オフィスチェア ポリッシュ グラファイト

コロナ渦で在宅が長くなるなーと思い、前から欲しかったエンボディチェアを購入。これまでの人生でメッシュタイプの椅子を使うことが多かったのですが、どうもあの網目に負担がかかる感覚が好きになれなかったので、布一枚で作られた椅子でお尻の負担が小さいものという観点からエンボディチェアが候補にあがりました。またゲームシーンでもエンボディチェアは優れていることはe-Sports界隈では知られているというのもあり、購入を決めるひと押しになりました。

#7 骨伝導 通話専用 OpenComm Slate Gray AfterShokz 骨伝導イヤホン

OpenCommは、リモートワークで重宝しているという観点では買ってよかったとおもいます。インナーイヤホンも持ってるんのですが、会話する時にいちいち耳に突っ込むという行為が会話へのハードルを上げている感じがしていて、もっと気軽に脱着できるもののほうがほしいとおもい買いました。マイクともども音質はよく、充電も一日以上持つので仕事において大変助かっています。

#8 パーソナルジム

ものではないけど、パーソナルジムに三ヶ月通っていました。68kg -> 60kgまで下がったのでダイエットという意味では成功して、パートナーからも太ってると言われる機会が少し減った気がします。痩せたという結果ではもちろん行ってよかったのだけれど、一番は痩せるための方法を学べたことで、米を食べまくってまた太ったとしても痩せられると自信がついたのはよかったです。マンツーマンレッスン系は初期費用で一括前払いなので高く見えがちですが、1レッスンあたりの受講料にすると妥当な値段だし、再現性のある方法を学べることを考えるとコスパは良い気がします。

【番外編】買ってみて使いこなせなかったもの

ここからは買ってみて使いこなせず手放したものたちですね。供養のためこちらもまとめておきます。

#1 ソニー SONY ヘッドホンアンプ・DAC TA-ZH1ES & Sennheiser HD800S

ヘッドホンとアンプです。購入してこちらで色んな曲を聞いたのですが、今まで聴こえなかった微かな音の再現や迫力が忠実に再現されて鳥肌立つレベルですごかったです。ヘッドホンアンプは人生でこれ一台あれば十分だと思います。ただ日常生活で音楽を聴く機会がそこまで取れず持っていても宝の持ち腐れ&場所を圧迫するという観点で手放すことにしました。あと余談ですが、私は耳がかなり良いので音の再現を聞き取れますがパートナーにも聴いてもらったところあまりピンと来ておらず、人を選ぶ機材だなという印象でした。

#2 SONY デジタルオーディオプレーヤー ウォークマン WM1シリーズ ブラック NW-WM1A B

バランス接続できる銅板のウォークマンという観点でどれぐらい音質が良いのか聴いてみたく買ってみたのですが、前述のヘッドホンアンプにPC音源で十分でした。重くて外にも持っていかないなーという感じ。

#3 VERY-Q VQP960 Boothset防音タイプ簡易防音室 グレー

宅取りのための防音室を求めて購入、リビングにおいたがこれでも場所を取る&微妙に使い勝手が悪く手放した。

product.rakuten.co.jp

#4 NEUMANN TLM 49 set コンデンサーマイクロホン ノイマン

歌ってみたの収録で、良い音源を求めて購入。結果、完全防音レベルじゃないと宅取りは無理だった。

#5 Xperia 10 Ⅲ SOG04 シムロック解除済 シムフリー SIMフリー

Pixel4のバッテリーが半日も持たず使い物にならないので、安くてコスパよい携帯を探してこちらを購入。ミドルクラスということで普通に使えるものを想定していたが、カメラが全く使い物にならないと感じ手放しました。今までiPhoneとかPixelのみしかつかってなくハイエンドモデルに慣れていたんだなーと気づいた一件でした。

#6 PERCEPTION NEURON 2.0

せっかくVRoidつかって配信してるんだから、全身トラッキングやりたいとなって購入。何回か遊んでみたが、これを付けながらゲームをするというのが難しいという点と、トラッキングの精度が微妙に良くなくあまり使わなくなり手放した。

www.aiuto-jp.co.jp

#7 Oculus Quest 2—完全ワイヤレスのオールインワンVRヘッドセット—256GB

VR一蘭をやりたくて購入。一蘭はやり込んだし楽しかったけれども、そこそこの広さがないと壁にぶつかることがあり、結果あまり起動しなくなったため手放した。

手放したものたちは割と高額なものが多かったけれども、どれも需要があるもので売値も購入時とほぼ変わらない値段で売れたので、体験にお金を払ったと思えばどれも一度は買ってよかったかなと思ってる。

まとめ

今年はお疲れさまでした。また来年まとめ記事書こうと思います。皆様よいお年を!

Go 1.16以降の備忘録

この前調べたり、考えたことを忘れそうなので、復習兼ねた備忘録

go modules周りの話

  • go get ... バージョン管理したい対象の場合使う。go.modの変更が入る

  • go install (version指定あり)... ツール等グローバルに管理したいものを、version指定で入れるときに使う。go.modの変更が入らない

  • go install (version指定なし)... go.modにある指定のversionが入る。なおtoolなどで無理やり依存関係をつくらないと、go mod tidyで消えてしまう。

protobufまわり

  • protoファイルのoption go_packageの指定について go_pacakge指定のpathにbuildされる option go_package="hoge;fuga" のような記述で、package fugaという名称になる。;fuga がないとpacakge名はhogeになる

protoファイルからgo,rubyなどのファイルをビルドする時

protobufが人のPC環境によって差分がでて、compileされたファイルの差分が生まれやすいので、compileを行うdocker imageを用意し、protobuf, protoc-toolのversionに差異が生まれないようにすることがベストプラクティス

【読了】1キロ100万円の塩をつくる

社会人になって会社員として働いてお給料をもらって生きてきたけど、自分の力&貢献でお金を得ているという感覚がないなという悩みがあった。会社として既存のビジネススキームを持っていて、そこに歯車として乗っかることでお金を稼いでいるなという感じ。それが良い悪いという話ではないが自分が理想とする生き方は、自分がやりたい分野で夢中になってお金を自分の力で稼いでいくことで、自分のやりたいことをやって生きているスモールビジネスの人たちはすごいなという感覚があった。

と、そんなことを目上の方に話したら、そんな生き方をしている人たちについて書かれた本があると紹介いただいた。それが「1キロ100万円の塩をつくる」である。久しぶりに夢中になって読めた本だった。

色んな人のスモールビジネスの成功談について書かれていたが、皆地道な修行や叶えたい世界の信念を持っている人が多い印象だった。最初からその道で行くと決めている人は、信念強く突き進む系の話で、狙ってないが途中からハッと何かに気づいて取り組む系の話は、それまでの経験が何かしらその後の事業につながるような話だった。なんというかやっぱり道が何処でつながるかわからんので、その時にやっていることを無駄にせずに全力でこなしていくということは将来どこかで必ず生きてくるんだろうなという感覚が現実味?を帯びた感じだった。(言葉ではいうけど、体験としてどうつながるんだみたいな感じであった)

やっぱりスモールビジネスで生きてくのは、人生をワクワクするためのエッセンスになると思ったので、私も会社を作ってやりたいことに数年単位で取り組んでいきたいと改めて考えさせられた。

新型コロナに感染していた

先月新型コロナウィルスに感染して、しばらく隔離生活をおくっていました。隔離生活中、体調面からくる不安からいろんな方々が書いた体験談にお世話になったので自分も感染~完治までの経緯を残しておこうと思う。

感染・症状発症3日前(月曜日)

週2で通っていたパーソナルジムのトレーナーさんからコロナ陽性になったとの連絡を受けた。ジムときくと凄く濃厚接触なイメージがあるが、私の通っていたジムでは

  • 12畳程度の部屋でマンツーマンでお互いマスクを付ける
  • 適切な換気
  • 身体的接触はなく、離れたところからアドバイスをもらうのみ

のような環境で直接の接触はなかった。そのため連絡を受けた時点では保健所から濃厚接触者に認定されなかったこともあり、心のどこかで自分は大丈夫だろうとおもっていた。

症状発症初日(木曜日)

コロナ陽性報告を受けた3日後の夜に、若干の喉の違和感があった。自分は風邪を引く前は扁桃腺が腫れるのはいつものことなので、その日は葛根湯を飲んでうがいをして早く寝ることにした。

症状発症2日目(金曜日)

朝起きたら37.5度の微熱と喉の痛みがあった。トレーナーさんのこともあったので会社を休んで、以前風邪の症状が出たときにPCR検査の案内をしてくれたらクリニックに電話で相談。そのまま大きな病院でPCR検査を受けることにした。検査を受けた後の体温は38.5度ぐらいだったのでいよいよ怪しくなる。パートナーが同居してるので、この時点で私の隔離部屋を作り、共用部分になるトイレや洗面台についてはアルコールで消毒をおこなった。その日の夜は40度近くの熱がでて、一日中下がらない状況だった。自宅のパルスオキシメーターは96%で正常。ただなかなかしんどい熱だった。

症状発症3日目(土曜日)

午前中にクリニックから電話が来て、PCR検査陽性の旨を伝えられた。ジム以外で外にでることはなかったので感染経路はそこに絞れた。これから保健所から連絡をくるとのことで引き続き自宅隔離継続。一時間後ぐらいに保健所から電話がきて主に以下を聞かれた。

  • 現在の症状
  • 症状発生二日前までの行動(この時が一番感染力が強いため)
  • 職場の情報(任意だが、念の為の聴取とのこと)
  • 濃厚接触者へ、今後の方針の連絡が行くこと(私の場合は同居のパートナーへ)
  • 感染者の今後の動き

今日が土曜日だったということもあるのかもしれないが、私の場合は最短で月曜日にホテル隔離か入院になるとのこと。そのため後二日間は自宅隔離が継続となるとのことで、自宅隔離のノウハウについて電話で色々質問したのを覚えている。電話が終わった後は、この日も熱がずっと40度近かったこともあり、コールドクターというサービスを使い診察・解熱剤をもらった。コロナ陽性だったことは伝えていたが、特に断られることもなく診察していただけた。いただいた解熱剤を飲んで安静にしていたが全く解熱せず。引き続き熱が40度近く、パルスオキシメーター96%、食欲無しで全然寝れないまま一日が過ぎた。

症状発症4日目(日曜日)

この日はひたすら安静にしていた。解熱剤を飲んで一瞬37.5度近くまで下がることがあったが、ほとんど土曜日と症状が変わらず。この日に保健所から連絡がきて、この後東京都から隔離か入院か判断するための電話がくることが伝えられた。熱が38度超えているとホテル隔離ができないとのことで、一旦熱が一番低かった時のもの電話で伝えてほしいと保健所から伝えられた。多分入院となるとなかなか調整がつかなく、ホテル隔離から入院の方がスムーズとかそういう都合があるのだろうと察したがことの真相は深くきかないまま電話を終えた。一時間後ぐらいに東京都から連絡があって、言われたとおり症状を伝えた。明日ホテル隔離になる方向で伝えられたが、どのホテルになるかは翌日の朝の電話でわかるとのことだった。今日はやり取りはそんなところで、後は回復に努めた。

症状発症5日目(月曜日)

この日は朝起きた時には、38.5度近くあったのだが、解熱剤を飲んだら37度ぐらいまでさがっていた。また朝9時ごろに東京都から連絡がきて、入所先のホテルを伝えられた。グーグルマップで確認したところ自宅から一番近いところのホテルだった。ホテルへ向かうのは16時ごろの予定で、移動は自宅に東京都からの迎えが来てくれるらしく午前中のうちに荷造りをした。持ち物は以下。

  • 着替え
  • アクエリアス(ホテルには水かお茶しかない)
  • 仕事用のPC(回復したらホテルで仕事するつもりでいた)
  • 各種充電器

その後、迎えは予定通りの時間に自宅に来た。来る前には同じくコロナに感染した同乗者の方もいらっしゃった。二人で感染対策がされた車に揺られながらホテルへ向かった。ホテルについたら、入り口で数秒ほどで簡単な案内をされ、すぐに隔離部屋に直行となった。

ホテルでの過ごし方

隔離中の過ごし方はほとんど変わらないため、ここでまとめて書いておく。

  • 06:30 起床・検温、アプリに体温・体調・血中酸素飽和度を記入
  • 08:00 - 09:00 ホテル1Fにて朝食の弁当、水、お茶を受け取る
  • 12:00 体調があまり改善していない人はアプリに体温・体調・血中酸素飽和度を記入
  • 12:00 - 13:00 ホテル1Fにて昼食の弁当、水、お茶を受け取る。
  • 15:30 起床・検温、アプリに体温・体調・血中酸素飽和度を記入
  • 18:00 - 19:00 ホテル1Fにて夜食の弁当、水、お茶を受け取る。
  • 20:00 体調があまり改善していない人はアプリに体温・体調・血中酸素飽和度を記入
  • 22:00 就寝

だいたいこんな感じの毎日を過ごしていた。また検温をするとその一時間後ぐらいに看護師から体調確認の連絡がくるため自分の場合、多い時は一日4回ほど確認があった。そんな一日だったということもあり、まとまってぐっすり寝れるのは夜だけで後は一瞬寝れたと思ったら電話か館内放送で目が覚めるみたいな感じだった。

症状発症6日目(火曜日)

話はもどって、ホテル隔離二日目。この日は熱が39度近くあり、パルスオキシメーターは98%・食欲なしで体調良くならず。

症状発症7日目(水曜日)

この日も熱が39度近くあり、パルスオキシメーターは98%・食欲なしで体調良くならず。

症状発症8日目(木曜日)

熱が37度後半ぐらいにさがった。パルスオキシメーター98%。食欲はでてきたのだが、この時嗅覚がないことに気づく。味覚は感じるが嗅覚がないだけでこんなに飯が美味しくなくなるのかと気付きがあった。

症状発症10日目(金曜日)

熱が37度前半ぐらいにさがった。パルスオキシメーター98%。食欲はあり。ただ朝起きたら全身に発疹ができていることに気づいた。痒くも痛くもなく、ただ発疹があるのみでだいぶ焦った。看護師に相談したところ、一旦様子見という話になった。

症状発症11日目(土曜日)

この日も熱が37度前半。パルスオキシメーター98%。食欲はあり。発疹・嗅覚戻らず。

症状発症12日目(日曜日)

熱は36.9度。パルスオキシメーター98%。食欲はあり。発疹は戻らないが、しじみの味噌汁を飲んだところ嗅覚少し戻ったことに気づいた。ご飯が美味しく感じた。ただこの時は鼻も少しつまっており、本当に後遺症なく過ごせるのか不安だった。

症状発症13日目(月曜日)

熱は36.9度。パルスオキシメーター98%。食欲はあり。嗅覚は完全にもどって、発疹は戻らず。若干の倦怠感があったが、熱が37.5度以下を三日間継続・発症から10日間経ち、他の人に感染させるリスクもなくなったと判断され隔離解除。帰りは自腹タクシーで帰宅。

症状発症13日目(火曜日)

熱は36.9度。倦怠感と発疹が残っている状態だが、リモートということもあり仕事復帰。9時間働いたがやっぱり体調が戻りきっていない感じ。夜には若干熱が上がった。

症状発症14日目(水曜日)

熱は36.9度。倦怠感・発疹もどらず。この日も仕事を予定通りこなした。夜には平熱の36.6ぐらいになった。

症状発症15日目(木曜日)

熱は36.5度。倦怠感・発疹が消えた。若干の鼻詰まりと喉の違和感がある状態だがほぼほぼ体調もどった。

症状発症16日目(金曜日)

コロナ発症前の体調にもどった。

最後に

ざっくり感染から完治までの症状について書いてみた。同居しているパートナーについては、PCR検査の結果が陰性で良かったが、濃厚接触の扱いになったため今も家から出ないようにする程度の自主隔離を継続している(接触後2週間目安とのこと)。また隔離中は動けなくなったこともあり、家族、パートナー、勤務先と他方に迷惑をかけてしまった。仮にまたコロナに感染してしまうと仕事・私生活ともに大きな影響がでてしまうため気をつけたいとは思っているが、ジムで感染対策していながら罹患したことを考えると、都内の移動や誰かと話す程度でも感染のリスクはやはりゼロではなさそう。ワクチン接種が終わるまでは、家から全くでないようにするのが今できる最大限の感染対策なのは変わらずなのだろう。

隔離中、保健所、東京都の職員、看護師さんには大変お世話になりました。ありがとうございました。またお世話にならないようにしばらくは徹底した自粛を心がけようと思います。おわり。

2019年振り返り

目標と決めたことだけ一応振り返っておく。

仕事

  • 今担当しているものを着実に進める ( 目標に対して60%の進捗 )
  • 早く出勤して早く帰る ( 8月ぐらいまで無理だったけど9月以降は二時間ぐらい早く出社できた )

私生活

  • CSの知識強化 ( 10% )
  • 去年に引き続き筋トレ ( 筋トレして体重増えた。56kg目指すのに調整必要 )
  • 健康診断オール A にする ( オールAならずもE判定なくなった。食事と健康に気をつけたからか )
  • Yuri on Ice 弾ける ようにする ( 弾けるようになったけど、今年に継続して続けるのはやめる )
  • ハイボールまとめ雑誌的なの作ってみる ( 作ってない )
  • youtubeの動画はクオリティを上げたもののみ投稿する ( できた。収益もあがった )
  • コミケ出典 ( 落選 )
  • 家事とか強化したり、省エネする ( 劇的な改善はなし )
  • 本を読む習慣をつける ( できず )
  • iPadPro活用する ( 使わず売った )
  • インプットしたことはアウトプットする ( できず )

2019年初にやろうとおもったことはとりあえずこんなかんじ。 年初に立てた目標を達成しようと思いながら生活していたわけじゃなかったわりにはそこそこの結果だった。

今年からはこのブログは技術よりの内容だけかいて、プライベートな日常系は別のところにあげていこうかな